PuTTY設定覚え書き
SSHクライアントとして使用しているPuTTYの設定を書き残しておきます。特に凝ったことはしていません。
最近までPuTTY ごった煮版を使っていましたが、更新が止まって久しいため、今回VPSのセットアップに伴いICE IV版 PuTTYに移行しました。
ICE IV版 PuTTYのインストール
putty-gidのアーカイブを解凍後、iniファイルへの設定保存とUI日本語化のため「ini/putty.ini」と「ja-JP/putty.lng」をputty.exeフォルダにコピーしておきます。
ICE IV版 PuTTYの設定
putty.exeを起動し、下記設定後に「セッション」→「セッション一覧」から「Default Settings」を選択して保存します。
「セッション」→「ログ」
セッションのログ : 印字可能な出力
ログファイル名 : logs\&H-&Y&M&D&T.log
「ウィンドウ」
スクロールバックの行数 : 2000000
フルスクリーンモードでスクロールバーを表示する : ON
「ウィンドウ」→「外観」
カーソルの点滅 : ON
フォント : Terminal, 14-point
「ウィンドウ」→「動作」
Ctrl+TABでPuTTYのウィンドウを切り替える : ON
「ウィンドウ」→「変換」
文字コードの設定 : UTF-8
「ウィンドウ」→「色」
Colour0="204,204,204"
Colour1="255,255,255"
Colour2="51,51,51"
Colour3="85,85,85"
Colour4="0,0,0"
Colour5="128,255,128"
Colour6="0,0,0"
Colour7="85,85,85"
Colour8="255,128,128"
Colour9="255,128,128"
Colour10="128,255,128"
Colour11="128,255,128"
Colour12="255,255,128"
Colour13="255,255,128"
Colour14="70,130,180"
Colour15="70,130,180"
Colour16="128,128,192"
Colour17="128,128,192"
Colour18="128,255,255"
Colour19="128,255,255"
Colour20="255,255,255"
Colour21="255,255,255"
Colour22="0,0,0"
Colour23="255,128,128"
接続先毎に以下の設定を行い、セッション名をつけて保存します。
「セッション」
ホスト名 : <IPアドレス>
ポート : <ポート番号>
セッション一覧 : <セッション名>
「接続」→「データ」
自動ログインのユーザ名 : <ユーザ名>
「接続」→「SSH」→「認証」
認証のためのプライベートキーファイル : <ppkファイルパス>
「path\to\putty.exe -load <セッション名>」でランチャに登録しておけば直接セッションを開けます。
pageant.exeによる公開鍵認証の自動ログイン
「pageant.exe」を常駐させ、接続先毎の秘密鍵(ppk)を読み込ませておくと、ログイン時の秘密鍵パスフレーズ入力を自動化することができます。(ただしこの機能の安全性はよく分かりません。自己責任で。)
おわりに
PuTTYの設定は以上です。
次回はWindowsでmoshを使ってみた話を書く予定です。
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